本研究は、COVID-19パンデミック前、中、後のボリビアの小学校における数学教育の実践の変化を検討します。2019年に記録された42の対面授業、2021年の57のオンライン授業、および2025年の10の対面授業を、教師の行動の14の指標(関谷ら、2007年)および学生の行動の11の指標(松尾、2015年)を用いて分析しました。学生の数学ノートも調査し、単元の完了度と学習量を測定しました。結果は、オンライン指導中に教師主導の説明、ボードへの書き込み、手続き的な演習が増加し、双方向の活動や形成的評価の活動が減少したことを示しています。COVID-19後の教育は部分的にパンデミック前のパターンに戻りましたが、個別指導が増加し学生の発表がほぼ消失しました。学生の認知的タスクへの関与はオンライン学習中に一時的に上昇しましたが、2025年には再び減少し、受動的かつ非学習活動が増加しました。これらの結果は、ボリビアの数学教室における一時的および持続的な変革を示唆し、ポストパンデミック時代における学習者中心の教育の支援が必要であることを強調しています。
石坂裕樹(サン)がこの問題を研究しました。