再生アスファルト混合物に使用される再生骨材は,繰り返し再生により旧アスファルトの品質基準を満足しないものの増加が懸念される.このような再生骨材を使用した再生アスファルト混合物の,供用過程における熱酸化劣化による物性変化は,十分に解明されていない.本研究では,劣化程度の異なる4種類の再生骨材を用いて再生アスファルト混合物を製造し,供用時の熱的環境を模擬した熱劣化を施し,物性への影響を評価した.その結果,熱酸化劣化によりアスファルトの硬化が進行し,疲労破壊抵抗性ならびにひび割れ抵抗性の低下を確認した.この傾向は,劣化の進行した再生骨材を用いた場合において,より早期に物性の低下が認められた.さらに,熱劣化に伴う物理性状の変化には,再生用添加剤の量が影響因子の一つであることが推察された.
KOBAYASHI et al. (Wed,) studied this question.