本研究ではd4PDFの5kmダウンスケーリング実験結果を用いて,愛知県東部の5つの駅における大雨による鉄道運休可能性の将来変化の評価を行った.全ての駅において,時雨量および連続雨量ともに気温上昇に伴って事例数が多くなる傾向を示し,極端な降雨の発生頻度の増加が示唆された.また豊橋駅を基準として同時運休可能性を確認したところ,同一平野上に位置する三河田原駅および国府駅において高い相関を示した.また豊橋駅における連続雨量最大事例を解析したところ,ピーク時雨量は約100%の増加を示した.さらにこれらの最大事例は現在気候,将来気候ともに前線性の降雨であると推測され,2023年6月に発生した既往最大事例と類似していることが明らかとなった.
KOJIMA et al. (Thu,) studied this question.