沿岸域に設置される潜堤による砕波は,大気中の二酸化炭素ガスの水中への輸送を促進することで,地球温暖化の抑制に資すると考えられる.潜堤砕波による曝気速度に関連のあるパラメータの1つとして,気泡パラメータが既往研究にて提案されているが,その検討が十分なされているとは言えない.本研究では造波水槽による基礎水理実験により,気泡パラメータと潜堤砕波による曝気速度の関係についてより詳細に検討をおこなった.無次元再曝気係数と気泡パラメータには正の相関がみられ(相関係数0.8275),気泡パラメータが曝気速度を予測しうることが確認された.しかし,気泡が発生しない条件下での曝気速度を予測することはできない点に注意が必要である.
SAITO et al. (Thu,) studied this question.