近年増加している大雨への対策として,ダム機能の最大限の活用が求められている.しかし,洪水対応は職員に多大な負担があるため,AIを活用したダム操作支援が期待されている.そこで,本研究では既存研究で考案されたモデル設計を参考に,流入量予測モデル,放流操作モデルを構築し,対象ダムでの適用を検証した.TensorFlowを用いて各モデルを構築し,それぞれの各種パラメータを探索することで,各モデルによる洪水調節に対する有効性を検証した.2019年の10月豪雨のデータで検証したところ,流入量予測モデルでは実測と比較して十分な精度が得られた.一方で,放流操作モデルでは常に一定の放流を行うものとなった.
NISSATO et al. (Thu,) studied this question.