本研究では,簡易型河川監視カメラの新たな活用法として,仮想空間内に監視カメラ画像と同一の画角を再現し,仮想空間と実際の河川において同一の水面率を持つ状態を再現することで,水位を推定する手法を提案する.具体的には,仮想空間内で水面率と水位の関係式を導出し,実際の監視カメラ画像に適用することで水位を推定する.本手法を秋田県の観測地点「森岳」および「田中」に適用し,水位推定精度の評価を行った.その結果,監視カメラ画像を完全に再現することは困難であったものの,水面率の変化が類似する範囲でトリミングを行うことで,より高精度な水位推定が可能であることを確認した.これにより,仮想空間と実際の河川において適切に水面率を一致させることで,水位推定の精度向上が可能であることが示された.
HASHIMOTO et al. (Thu,) studied this question.