鉄道では,河川増水に対する列車運転規制が実施されており,気候変動影響として将来の規制発令の増加が予想される.そこで,降水量に基づく規制発令の判定手法を検討するとともに,都市中小河川の橋りょう地点を対象として気候モデルの降水出力により規制発令の将来変化を評価した.5地点に対する解析により,将来期間では現在期間に対し,規制有と判定される頻度の増加数は0.5~3回/20年,規制有と判定される一連降雨事象の年発生確率である規制確率は1.6~4.2倍,現在の規制確率に相当する流量は1.4~2.2倍となることがわかった.これらの将来変化には,橋りょうの構造条件が影響していることが示唆された.
UEMURA et al. (Thu,) studied this question.