寒冷地に施工されたスラブ軌道の一部ではてん充層に用いられているセメントアスファルトモルタルで凍害が生じている.設計耐用期間50年に間もなく到達する寒冷地のスラブ軌道を持続的に使用するため,気温,凍結融解回数および列車本数等に基づいたてん充層の劣化範囲を予測する方法の開発が望まれている.本研究では,凍結融解作用を与えたセメントアスファルトモルタルに対して圧縮強度試験および圧縮疲労試験を行った.その結果,凍結融解回数が増加すほど,また最低温度が低いほど,圧縮強度が低下することを確認した.さらに,圧縮強度に対する圧縮応力度の比率が大きくなるほど,繰返し載荷で生じる塑性ひずみの増加割合も大きくなることを確認した.さらに,これらの結果に基づいて,てん充層に生じる劣化のメカニズムについて考察した.
Takahashi et al. (Wed,) studied this question.