本研究は関東地方を中心に甚大な被害をもたらした令和元年房総半島台風および令和元年東日本台風を対象に,領域気象モデルwrfを用いて地形性降雨の強度を定量的に評価することを目的とした.「地形性上昇量」を定義し,地形性降雨で降水量が増大するとされている風上領域を明確化した上で,標高と降水量の関係を定量化し,地形性降雨の強度スコアを算出した.その結果,関東山地内でも降水量と標高に明瞭な相関関係が認められる地域と相関が認められない地域を判別することができた.また,強度スコアを算出することによって,両台風に共通して高いスコアを示した地域や地形条件から地形性降雨の強度を定量的に評価することができた.
TOYOTA et al. (Thu,) studied this question.