本研究は,舗装が有する多面的機能を「アフォーダンス」の視点から理論的に整理し,その社会的価値と役割を再評価することを目的とする.舗装の機能を「移動・支持」「安全・誘導」「環境・快適性」「社会・文化性」の4要素に分類し,これまでの舗装工学や生態心理学・都市社会学・デザイン理論等の学際的知見と照らして考察した.その結果,舗装は単なる土木構造物ではなく,人間の行動や認知,社会的関係に作用する「社会的インフラ」として機能することが示された.今後は,地域差や歴史的な変遷に着目した実証研究を通じて,舗装の潜在的価値を活かした人間中心の設計・管理手法の確立を目指す.
MASHITO et al. (Wed,) studied this question.