アスファルト舗装の長寿命化において,層間接着力を向上させることは基本的かつ効果的な方策である.これまで筆者らは,実道の施工層間で見られた水による付着切れを再現した新たな試験法を考案し,高温条件においてアスファルト層間で付着切れが発生しやすくなることを明らかにした.本研究では,層間接着力の向上を検討する上で重要な実態に即した条件を設定するため,各種条件が接着力に及ぼす影響を確認するとともに,アスファルト乳剤以外の層間接着材料に対する付着切れ抵抗性についても検討した.その結果,アスファルト乳剤は,蒸発残留分の針入度および施工基盤の表面粗さの違いが層間接着力に影響を及ぼすこと,アスファルト乳剤以外の材料も本試験で付着切れ抵抗性を評価できることを確認した.
Takebayashi et al. (Wed,) studied this question.