我が国では,さけます類の種苗放流は,水産資源増殖のためだけではなく,環境教育としても行われている。しかし,放流された種苗は,食う-食われるの関係,競争関係,交雑,病気の伝播といった生物間相互作用を通じて野生魚を含めた同所的な生物や生態系全体に影響を及ぼしている。種苗放流による生態系への影響を軽減するためには,放流数の再検討あるいはそもそも種苗放流が資源増殖や環境教育の目的を達成するために最良の手段かを検討する必要がある。
KOH HASEGAWA (Thu,) studied this question.