難治性疼痛に対する外科治療は, 神経破壊術と神経調節療法 (neuromodulation therapy) に大別される. 現在, 有効性が示されている外科治療は, 腕神経叢引き抜き損傷を原因とする疼痛に対する脊髄後根進入帯破壊術 (dorsal root entry zone lesions : DREZotomy), 末梢性神経障害性疼痛に対する脊髄刺激療法 (spinal cord stimulation : SCS) である. 特に脊椎手術後症候群, 複合性局所疼痛症候群, 末梢動脈疾患, 糖尿病性神経障害性疼痛に対しては, ランダム化比較試験でSCSの有効性が検証されている. 一方, 中枢性神経障害性疼痛に対して有効な外科治療は存在せず, 病態解明も含めて疼痛領域に残されている大きな課題の1つである.
Tanei et al. (Wed,) studied this question.