近年鉄道事業者で取得が進む携帯情報端末で撮影した列車前面動画(列車前方画像)は,他分野との共有による保守業務の省力化への活用が期待されている.本研究では,これまで地上で人力により計測されてきた駅ホームの高さ・離れを列車前方画像から計測する手法を提案する.具体的には,列車前方画像からの推定精度を確保できない奥行き方向の位置を高精度かつ簡易に推定するマーカを駅ホームとレールに施工し,これを用いて高さ・離れを計測する.加えて,マーカの施工ずれ量による誤差を低減するため,マーカのずれ量を考慮したカメラモデルを用いたずれ量補正手法を追加している.提案手法を実際の駅ホームで実施した現地試験結果に適用した結果,既存の地上計測値と比較して誤差 30mm 程度で駅ホームの高さ・離れを推定できることを示した.
Yotsui et al. (Thu,) studied this question.