本研究では、病弱教育に携わる教員の指導・支援行動や意識の様相について、属性要因(年齢、学部、教職経験年数、病弱教育に関わっている年数、主として指導している子どもの病類)、研修内容と受講経験の有無、情報通信技術(ict)活用の得手・不得手との関連を定量的に検討した。特別支援学校(病弱)に在籍する教員679名を対象に質問紙調査を実施した。因子分析の結果、指導・支援行動については2因子構造(「心理的支援」「病弱児特有のニーズへの対応」)を示し、意識については1因子構造(「対応への葛藤」)を示した。抽出された因子と属性要因などとの関連について、一要因分散分析の結果、学部や主として指導している子どもの病類が影響を及ぼしていることが明らかとなった。また、ict活用を得意とする教員は指導・支援上の困難さを抱えにくい可能性や、病弱教育に関する基礎的な知識を身につけられる内容および個別具体の事例を研修内容とすることが効果的であることが示唆された。
Goshima et al. (Sun,) studied this question.