近年ではデジタル測定器やマイコンボードの普及により,プログラムを使ったデータ収集が手軽にできるようになっている.しかし,電気化学測定では温度などのちょっとした環境の違いによって測定値が変化するため,測定器の持つ誤差やプログラムに起因する誤差に意識が向きにくい.そこで,本稿では分解能,サンプリング周波数,ジッタなどの誤差要因の基本概念を説明し,代表的なda/Ad変換方式を紹介する.さらに,量子化ノイズや測定条件による誤差の影響を示し,測定の再現性向上のための留意点を述べる.
Tetsuya TAKAHASHI (Wed,) studied this question.