企画者らは、日本心理学会第86回大会(2022年)における「B.F.スキナーとJ.J.ギブソン:その心理学観・認識論・存在論」、そして日本心理学会第88回大会(2024年)における「B. F. スキナーとj. J. ギブソンⅱ:環境と主観/客観と」という2つの公募シンポジウムを通して、スキナーとギブソンそれぞれの心理学の共通項と相違項、そして心理学史における位置づけを整理してきた。本シンポジウムはその締めくくりとして、それぞれの心理学を、過程存在論に基づく立場と見なした場合の的確性について議論する。心理学史における存在論の問題を操作主義と絡めて議論した後、スキナーとギブソンはともに行動と知覚を個体と環境の相互作用として見ていること、それが(実体存在論よりも)過程存在論に合致すること、そして過程存在論として見た場合の両心理学の姿を描き出す。
Tanno et al. (Wed,) studied this question.