近年, 新規の環境汚染物質として注目されているPFASのうち, PFOSなどは空港などの火災時の消火やその訓練に用いられる泡消火薬剤に含まれており, 大村湾においても泡消火薬剤やそのほかを起源とするPFASの蓄積や底質への堆積が疑われる.本研究では, 大村湾中央部および長崎空港近傍の海底における底質コアのサンプリングと分析を行った.その結果, PFOS, PFOA, PFHxSが他に比べ高い濃度で検出され, 既往の底質分析結果との比較から, 人為的な汚染影響を受けた可能性が示唆されたが,その起源は特定できなかった.多変量解析を実施したところ,クラスター分析により,クラスター4のように両地点の深層ではPFASの汚染があまりないこと,ある年代からはPFASによる影響を受けていることが分かった.
NAKAGAWA et al. (Wed,) studied this question.