本研究では小中学校において三次元防災教育コンテンツによる防災教育の効果を検証した.授業前後のアンケート結果を関心と規定因の相関の変化と自由記述の共起ネットワークの観点から分析し,結果として,関心と規定因の相関の変化については,a中学校,b小学校の両校で「危機感」から「関心」において,授業前は有意なパスが認められていないのに対し,授業後では有意なパスが認められた.自由記述の分析では,共起ネットワークにおいて「知る」と「危険」の間で共起関係が見られることから,今回の授業が洪水の危険性を「知る」機会となったことが示唆された.二つの手法の分析結果より,三次元防災教育コンテンツを用いた授業により,洪水への危険性を認知し,洪水に対する理解が深まったことにより洪水に対する関心も促進されたことが示唆された.
SUSUKIDA et al. (Wed,) studied this question.