農業用水として下水処理水を再利用することが求められている.下水処理から栽培までの一連のコストを削減するものとして,Down-flow Hanging Sponge(DHS)法によって処理された廃水(DHS処理水)を活用した水耕栽培システムを提案した.DHSリアクターを運転し水質分析を行った結果,DHS処理水を栽培用水として利用するためには消毒が必要であることが示された.DHS処理水の衛生学的安全性を確保するためには,深紫外線の照射エネルギー量を43mJ/cm2以上確保する必要があることが示された.また,DHS処理水に残留する栄養塩類は植物の生長を促進する可能性が示された.DHS処理水は消毒により衛生学的安全性を確保することで,水耕栽培に用いる用水として有効である可能性が示された.
Kagemasa et al. (Wed,) studied this question.