バンダル型水制は,上部が不透過で下部が透過という特徴的な構造を持つ伝統的な木製水制工である.主に南アジアの国々で古くから航路改善に利用され,近年では河岸浸食対策や土地創出の目的でも期待されている.一方で,洪水時には流されやすいという欠点があり,工法の改良が求められている.本研究では,バンダル型水制の改良を検討し,その水理機能および順応性を実験的に評価した.実験の結果,改良バンダル型水制は,伝統的なバンダル型水制と同様の水理機能が確認され,シートの条件によって,水理機能に違いが見られた.また,シートの有無や配置に関わらず,周辺の地形変動に応じて構造物の姿勢が変化し,流出することなく順応性が発揮された.各方向への傾斜角度に関しては,シートの条件によって異なる傾向が示された.
Miyake et al. (Thu,) studied this question.