肺動静脈瘻は肺動脈と肺静脈が異常短絡を形成し右左シャントを呈する疾患であり,約2500人に1人が発症するとされている.脳卒中など重篤な合併症も多く積極的な治療が推奨される.治療は,経カテーテルコイル塞栓術が第1選択とされているが,瘻径や流入血管径を考慮して外科的切除が選択される場合も多い.今回当科で外科的切除を施行した3例について報告する.症例1は74歳女性で,胸部x線で左下肺野の腫瘤を指摘され,シャントによる酸素下低下も認めたため胸腔鏡補助下左s8区域切除を施行した.症例2は24歳女性で,左下葉の肺動脈静脈瘻に対してコイル塞栓術後8年が経過していた.喀血を主訴に受診されコイル塞栓部位からの出血を認めたため緊急で胸腔鏡下左s6区域切除を施行した.症例3は48歳女性で,脳梗塞の原因検索で両肺に4個の肺動静脈瘻を指摘され,胸腔鏡下両肺部分切除術を施行した.
Kaneda et al. (Sat,) studied this question.