症例は44歳女性,成人Still病に対して長期低用量プレドニゾロン内服中.COVID-19中等症Iで前医に入院,治療経過中に状態増悪し,第23病日に右大量胸水の出現と右下葉底部末梢に囊胞形成を認めた.胸腔ドレナージにて有瘻性膿胸と診断されたため第25病日に当院に転院搬送となった.抗菌薬の継続とステロイドパルスにて呼吸状態は改善したが,ドレナージ療法のみでは膿性排液とエアリークが消失に至らず.第53病日に気管支閉鎖療法を先行し,エアリークは減少したが治癒せず,第60病日に開窓術を施行した.術後感染のコントロールは良好で第83病日に自宅退院となった.退院後は自宅での創処置を継続し,肺瘻や膿胸腔,及び開窓孔も自然閉鎖した.COVID-19経過中の肺囊胞形成例は有瘻性膿胸に発展する可能性があり,慎重な経過観察と全身管理が重要である.
Ohashi et al. (Sat,) studied this question.