本研究では,浮力の学習において「物体の水中部分の体積が浮力の大きさを規定する」ことを定量的に理解させることをねらいとして開発された「石釣船」モデル教材を改良し,課題とされていた安定性と再現性の向上を図った。既往研究では,船の下に石を吊るした場合には,理論的に算出された最大運搬可能個数よりも1個少ない事例が多く,その原因として船体の傾きによる重心のずれが指摘されていた。そこで本研究では,発泡スチロールトレーに代わり,円形シャーレを船の本体に使用することで安定性の向上を実現できた。実際に,石を上に載せた場合,下に吊るした場合について検証した結果,いずれも理論値と一致し,教材としての有用性の向上を確認できた。
Ieyasu TAKIMOTO (Mon,) studied this question.
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