本稿では、日本人の大学生にフォーカスし、留学の経験が異文化感受性発達にどのような影響を与えるかについて考察する。留学の利点として国際感覚の育成、異文化理解の促進、人脈の拡大を進めることで知られている。しかし、実際に留学の経験について少し不満足という印象を持っている学生もいる。学生をサポートするためにその不満足の理由を調べることが求められる。しかも、留学の経験が異文化間感受性発達の進路の一部だという立場から観察すると、留学について不満足にでも重要な個人的な発達を発見できる。そのために本研究では2016年にアメリカで留学したことがある日本人の大学生を2名募集し、2017年から2018年まで半構造化インタビューを4回行った。最初のインタビューの内容は留学の経験、アメリカの文化の印象、帰国した後の逆カルチャーショックの経験、現在の生活等だった。このように学生の留学行く前の経験と背景について情報を取集することを通して理解できた。それから、帰国した後の就職活動、キャリア進路に併せて、趣味の活動と友人の関係とソーシャルメディアの利用の習慣も含め、研究参加者の話をより深く調査した。結果を発表するためにインタビューの内容をナラティブ分析の方法(Barkhuizen et al,2013)を利用して留学と共に学生がどのような異文化間異文化感受性を発達したことを表す目的としてケースストーリの形で1名の研究参加者について示す。大学の留学に行く前に学校時代に会った外国人から強い影響を受けた。留学に行く前からも、それから留学から帰ってきた後でもよく英語のテレビの番組と外国人のユーチューバーの動画を見た。留学から日本に戻ってきた後で日本の文化と社会的なルールが厳しいと感じた。海外旅行に興味を持つ友達と旅に出てヨーロッパの国の文化に触れ合った。将来のことについて日本を出てアジアの国で生活する希望を述べた。留学の経験以外にも学生の異文化間の経験を全体的に調査するため、本研究の参加者のストーリーから異文化間感受性発達に色々な影響を与える要因が観察できる。
Esther Lovely (Fri,) studied this question.