下腿切断および大腿切断患者に対する義足処方の基本と応用を解説する.下腿義足ではピンロック懸垂,カフベルト懸垂,大腿義足ではピンロック懸垂,吸着懸垂,ランヤード懸垂の義足を処方するのが基本である.患者の活動レベルに応じて足部パーツや膝継手を選択する.下腿切断において断端の皮膚トラブルや断端痛が生じた場合に,ライナー素材の変更や大腿コルセット懸垂への変更が有効な場合がある.大腿義足ではより良好な適合を求めて吸引懸垂にする場合や,懸垂力不足に対してベルト懸垂を追加する場合がある.高齢者では,簡便で安全な懸垂方法と,義足装着練習や手段的日常生活動作(iadl)訓練,介護保険サービスの活用,定期的な外来フォローが重要である.
Yohei Tanaka (Wed,) studied this question.