都市イメージは人々の行動に大きな影響を与えるものであり,地域の担い手を確保する上でますます重要な要素となっている.本研究では,特定の地域を認識し,何かしらのイメージを抱く人々を「認識人口」と定義する.全国1725市町村を対象とした約100万サンプルの大規模調査を用いて,空間的自己相関を考慮したLocal Moran’s Iを適用して認識人口の空間分布を分析した.結果,空間的な相互作用に地域差があることが明らかになり,広くポジティブなイメージを得る地域もあれば,「一人勝ち」のパターンを示す地域もあった.これらの知見は,都市イメージはそれぞれの地域が独立して形成されるのではなく,地域間の相互作用を通じて現れることを示唆しており,今後の地域政策におけるより広範な空間的視点の必要性を強調している.
Matsuba et al. (Thu,) studied this question.