【症例】75歳女性.左足背外側に発赤を伴う腫瘤性病変を認め,当科紹介受診した.MRIでガングリオン,滑液包炎などが疑われ,腫瘤摘出術を施行した.明らかな膿瘍形成はなく,腫瘤は柔らかく脆弱であった.病理結果では腫瘍はZiehl-Neelsen染色で抗酸菌を認める類上皮細胞肉芽腫の所見であった.胸部CTでは抗酸菌症を疑う所見あり,喀痰培養検査は陰性であったが,創部培養からMycobacterium Chelonaeが検出され,抗酸菌症の診断となった.肺病変に関しては経過観察となったが,抗結核薬による加療が開始となった.【考察】軟部腫瘍の病理組織検査で類上皮細胞肉芽腫を認めた場合は抗酸菌症を疑い,培養検査により起炎菌の同定を行う必要がある.
衛藤 et al. (Wed,) studied this question.