河川中におけるマイクロプラスチック(1µm-5mm)とメソプラスチック(5-25mm)の濃度(両者を合わせたものをMMPと称す)は,時間的・空間的な変動が大きく,未解明な点が多い.著者らは,多摩川と鶴見川にて2021年から毎月平常時のMMP濃度調査を行い,各々40,39回分のデータを蓄積した.このデータを用いて,本研究では,多摩川と鶴見川におけるMMP濃度の季節変動特性を明らかにすることを目的とする.その結果,MMP濃度は,鶴見川では夏にピークが見られる一方,多摩川では,春と夏にピークが現れることが確認された.また,出水期と非出水期のMMP濃度に関しては,統計的な有意差は確認されなかった.さらに,MMP濃度と先行降雨指標の相関性を確認した所,多摩川のみ有意な正の相関が見られ,降雨影響の大きさが河川毎に異なることが明らかとなった.
KOBAYASHI et al. (2026) studied this question.