鉄道の駅及び周辺において,大雨により水が溢れる内水氾濫が発生している.内水氾濫には,下水道の雨水排水能力を上回っての浸水や,河川水位上昇によって下水道から河川へ放流できずに浸水するなどの複数要因が関係しており,発生を検知することは困難である.そのため,本分析では過去の浸水事例の降雨状況を調査し,危険度を評価するための最適な雨量指標を浸水シナリオ別に分析した.その結果,下水道の排水能力を上回る浸水シナリオと関連性が高い雨量指標は30分・1時間雨量であり,河川水位が高く雨水を河川へ放流できない浸水シナリオと関連性が高い雨量指標は12時間・24時間・48時間・72時間雨量であった.また既往成果を活用し,最大10分雨量の降水強度70mm/hを閾値とすることで多くの浸水事例を捕捉できることを確認した.
Naito et al. (Thu,) studied this question.