本論文では,一つの河川流域で開発した河川植生分布予測の多段階機械学習モデルを全国の一級河川で適用するための検討を行った.本論文では, 16種類の機械学習モデルから最適なモデルを選定した.河川流域やセグメントによらずモデルを適用するために,検討対象とした15河川のうち学習効率の高い河川を選定し,さらに既往モデルで課題であった局所地形の変化部分を考慮できる説明変数を追加した.その結果, XGboostが精度と計算負荷の観点から最適なモデルとなった.学習効率の高い6つの河川セグメントのデータを用いてモデルを学習させたところ,得られたモデルは対象15河川でF値が0.73~0.93の精度で植生分布を予測した.以上より本研究の機械学習モデルは日本の多くの河川での植生分布予測に有効であることが確認された.
Suzuki et al. (Thu,) studied this question.