鋼鉄道橋の維持管理において手間と費用を要する支承あおりの検知を車上計測により行う技術の実現が期待されている.本研究では,5m弦正矢軌道変位に支承あおりが及ぼす影響を数値解析により確認し,振幅に基づく支承あおりの簡易推定法を提案した.実路線においては静的軌道変位が支承あおり検知の誤差要因となるため,手押し式の軌道検測装置を用いて別途静的軌道変位計測を行い,軌道検測車により計測された軌道変位から差し引く処理を行う.同スパンの単純支持橋りょうが74連連続する実路線区間において,簡易推定法を試行した結果,目視点検データにおいて支承あおりがある支点部を81.1%の検知正解率で抽出できることを明らかにした.
HATTORI et al. (Thu,) studied this question.