本研究では,スギ材に含まれる主要テルペン類を対象とした溶媒抽出-ガスクロマトグラフィ質量分析(GC-MS)分析試験法に関する室間共同試験の結果を報告する。測定対象成分の濃度が約1.0~8.0 g/kgとなるように調製した6種類のスギ材木粉試料を用いて,室間再現性の妥当性を検証した。12試験室から提出された測定値に対して外れ値検定および統計解析を行った結果,低~中濃度域の2試料ではHorRat値が妥当な範囲(0.5~2)に収まった一方,中~高濃度域の4試料では基準値を超過するばらつきが確認された。測定値のばらつきの一因として分析装置のメーカー間における仕様差の違いが示唆された。拡張不確かさ解析では,99.7%の信頼区間内にすべての測定値が収まっており,分析法として一定の信頼性が示された。本研究で実施した室間共同試験の結果から,スギ材に含有されるテルペン成分の定量的評価手法の標準化に資する基礎的知見が得られた。
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Akiko Isa
Koki Fujita
Tatsuya Ashitani
Mokuzai Gakkaishi
Kyushu University
Gifu University
Yamagata University
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Isa et al. (Sun,) studied this question.
www.synapsesocial.com/papers/69a75ccdc6e9836116a25fc4 — DOI: https://doi.org/10.2488/jwrs.72.21