本論文は,水中構造物を対象として,gnss測位を用いたロケーションベースar可視化システムの高品質化を目的としたものである.可視化の高品質化および重畳の高精度化という二つの観点から改良を行った.可視化の高品質化においては,開口部モデルを導入するとともにリアルタイムで取得した水面映像を適用し,天候や時間帯,水面反射などの変化に柔軟に対応可能な動的可視化手法を構築した.また,平面直角座標系を用いた可視化位置計算手法を導入し,cadモデルとの座標整合性を確保することで重畳精度の向上を図った.これらの手法を実際の水中構造物に適用した結果,自然で臨場感のある表示が実現されるとともに,高い重畳精度が得られることを確認した.
ISHIKAWA et al. (2026) studied this question.