本論文は、Ca/Si=0.84として合成したトバモライトの粉末試料を相対湿度60%および二酸化炭素濃度1.0%の環境下で加速炭酸化させた。炭酸化過程で水蒸気吸着等温試験を実施し、吸着等温 線の変化について、X 線回折/Rietveld解析、熱重量分析、赤外分光法から得られた相組成変化と併せて、C-S-Hの分解に伴う空隙構造変化について考察を行った。水蒸気吸着等温線の低相対圧領域に生じていたヒステリシスは、およびBET吸着等温式の吸着エネルギーの大きさに依存したパラメータcはC-S-Hが炭酸化によってシリカゲルにほぼ全て分解したことで大きく減少した。
Igami et al. (2026) studied this question.