【背景および目的】足関節周囲骨折に対する骨接合術後には皮膚合併症をきたす頻度が高い事が報告されている.今回,脛骨側にプレートを用いた骨接合術を行った症例の皮膚合併症とその後の治療について調査した.【対象および方法】2022年4月から2024年11月までに当院で足関節周囲骨折に対して脛骨側にプレートを用いた7例を対象とした.患者背景,内固定前の創外固定の設置の有無,手術時間,術後皮膚合併症の有無とその後の治療に関して調査した.【結果】皮膚合併症は7例中3例に発生しており全例女性で平均年齢は57歳,創外固定は3例ともに設置されていた.外用薬のみで軽快した症例が1例で,2例は陰圧閉鎖療法(npwt)で皮膚合併症は軽快した.【考察と結語】創外固定など内固定術前のダメージコントロールを行なった症例でも皮膚合併症は起こっていた.一方,npwtは有効であり早期介入が皮膚合併症の治癒促進に繋がることが示唆された.
天川 et al. (2026) studied this question.