【背景および目的】c3腎症は補体代替経路の異常活性化を病因とする稀な糸球体疾患であり,小児例の報告は少ない.【方法】2019~2024年に腎生検で診断した小児c3腎症8症例の臨床経過を後方視的に検討した.【結果】7例がc3腎炎(1例は基底膜菲薄症候群合併で別枠)で,主解析例では検尿異常での発見が4例だった.腎病理所見は,びまん性の膜性増殖性変化は認めず,巣状性変化か,メサンギウム増殖性変化や管内増殖性変化のみの症例もあった.遺伝子解析5例はいずれも既知の病原性遺伝子変異を認めなかった.7例中5例が寛解し,うち1例は無投薬で寛解した.6例にステロイド剤や免疫抑制剤を投与した.非寛解例の2例は感染時に増悪を反復したが,観察期間中央値2.4年で末期腎不全への進行はなかった.【結論】無症状の検尿異常児においてもc3腎症を鑑別に挙げ,病理に加え臨床経過と補体推移を統合して評価すべきである.
Fukuda et al. (2026) studied this question.
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