本研究は、広島県福山市別所地区における有志による砂留保全活動を対象に、地域住民の参加意向がいかに形成されるかを明らかにすることを目的とした。参加意向の形成には、活動の存在を「知る(認知)」ことが出発点となり、続いてその活動や対象に「価値を見出す(価値認識)」段階を経て、「参加してみたいと感じる(参加意向)」という意思形成に至る意識のプロセスが想定される。このプロセスには、個人の内在的要因と、地域社会との関係性を築いているかどうかを示す社会的資源が影響していると考えられる。本研究では、段階的なt検定および階層的な二項ロジスティック回帰分析を行い、この構造を統計的に検証した。分析の結果、「地域継承的価値」の認識が参加意向に最も強く影響しており、ソーシャル・キャピタルや性格特性は主に認知や価値認識を媒介して間接的に寄与することが明らかとなった。
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Teruhisa Higuch
Shion Watanabe
Seiji Hashimoto
Journal of the City Planning Institute of Japan
Okayama University
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Higuch et al. (Fri,) studied this question.
www.synapsesocial.com/papers/69eefc6dfede9185760d3741 — DOI: https://doi.org/10.11361/journalcpij.61.102