細胞治療は、自然再生が困難な組織の修復または再構築を可能にする革新的な再生医療モダリティとして注目されている。リンパ節は自然再生が困難な組織の代表例であり、手術や放射線、先天異常などによって一度破壊されると、リンパ節の精巧に組織化された免疫微小環境は自然には再生しない。そのため、二次性リンパ浮腫をはじめとするリンパ系疾患の治療は、依然として未解決の重要課題となっている。近年、DDS技術の応用により、移植細胞の生着性向上、分子放出制御、組織再生、微小環境の調節が可能となり、複雑なリンパ組織の再構築に向けた新たな道が拓かれつつある。筆者らはDDS技術の概念を細胞に適用し、遠心力を利用した人工リンパ組織(CeLyT)を作製することで、マウスに移植後、高度に組織化された機能的リンパ節様組織の再生を実現した。本稿では、リンパ節機能不全とリンパ浮腫の病態、現行治療の限界、そして、リンパ節再生に関する細胞治療とDDS融合技術の展望について概説する。
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Kosuke Kusamori
Shu Obana
Shoko Itakura
Drug Delivery System
Tokyo University of Science
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Kusamori et al. (Sun,) studied this question.
www.synapsesocial.com/papers/69eefcaefede9185760d3a57 — DOI: https://doi.org/10.2745/dds.41.23